フェイジョアの育て方、手入れ方法
フェイジョア・・・花、実のつきかた・・花芽が作られる時期・・8~9月、その年の春に伸びた枝につくそうです。
花芽のできる位置は枝の先端~2,3節目までで、この花芽が春になると直接蕾になるのではなく、まず新しく枝を伸ばすそうです。
新梢の付け根1~3節に蕾をつけ花をさかせるそうです。(混合花芽と言う)
(フェイジョアは、1本だけでは実が成りにくい性質があり、また、複数の木を用意しても同じ品種間では実がなりにくい傾向もあるので異なる品種の木を1本ずつ用意しましょう。
剪定・・・枝を切る作業は新芽が伸びる前、3月中旬~4月中旬が適期です。
苗が小さい内・・幼苗を植え付け1~2年くらいは、枝数を増やして樹形を整えることを中心に考えましょう。
果実を考えるのは、枝葉が充分茂って樹形が整ってから、幹は50cm~60cmの高さで切り戻し、 脇から出てきた枝を1/3に切り詰めて脇から枝をださせるようにし、枝数を増やして樹形を作っていきましょう。
まずは、幹を主軸として、3本の枝が左右に広がるよう骨組みを作っていき、枝がたくさん出て来たら混みあった枝や地際から出る細かい枝、細くて弱い枝は付け根から切り取りましょう。
樹形のすでに完成しているものは、混みあった枝や樹の内側に向かって伸びる枝など、邪魔な枝を付け根から切り落とす(間引き剪定)が基本だそうです。
(枝の先端近くに花芽ができるので全体を刈り込んだり切り戻すようなことは避けましょう。)
日常の手入れ・・・植え付けて4~5年経つと木も充分生長し、枝の勢いも落ち着き、花をたくさんつけるようになるでしょう。
春に新しい枝が伸びてきて蕾が確認できる段階になったら、枝の付け根にもっとも近い位置にある花を2つ残し、先端の蕾は、摘み取りましょう。(摘ライ)
(安定した質、大きさの果実をならせるために大切な作業だそうですよ)
日当たり・・・良い環境を好み、比較的寒さに強い常緑樹ですが、寒さが強すぎると葉を落とすそうです。
水やり・・・地植えの場合・・根付いてしまえば自然の雨だけで育つそうです。(真夏の乾燥に注意、腐葉土やワラを敷いて乾燥から守りましょう。)
肥料・・・春に芽を出す前と収穫後に化成肥料を適宜施しましょう。(最低限)
植え付け・植え替え・・植え付けの適期3月~4月 霜の心配ない暖かい地方10月~11月も可能だそうです。