クロモジの育て方
クロモジの育て方・・・落葉低木(クスノキ科)
花や実は、目立たない樹木、新芽や紅葉が美しい。
枝を折ると良い香りがする。
自然風、和風の植栽によくみられる。
花は、春に目立たない黄緑色の花を咲かせる。
葉はつやがなく、新芽が鮮緑色で、夏には濃い緑になるそうです。
枝を折ったときの芳香は日本の樹木でもトップクラスのよい香りで、和菓子の高級楊枝の材料に用いられているそうです。「あれが、そうだったんだと」びっくりします。
とても丈夫、日当たりの良い場所の方が紅葉は綺麗になるみたいです。
半日陰程度で育つ。
適湿を好み、やや湿った場所にも耐える。
耐寒・・寒さには、強い。
移植・・成木の移植は、やや難しい、落葉期なら枝を切り詰めれば可能だそうです。
強い風が当たる場所、乾燥にはやや弱いので注意しましょう。
剪定、管理・・徒長枝が伸びるので、適切剪定を行い、適期は、落葉期、自然風の雰囲気を楽しむ場合は、刈込ではなく間引きましょう。
肥料・・肥沃な土壌なら無理に与える必要はないそうです。
害虫・・あまり心配いらないみたいですが、葉を虫にかじられることはあるそうです。
クロモジは、日本固有種の香木の代表格で、香りの良い精油成分を含み、枝を折ってみると、甘く、それでいて頭がすっきりとするような爽快感のある不思議な香りがする。
日本では、古くから鎮静作用が認められ、生薬の「ウショウ」として薬酒などにも使われてきたそうです。
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効果、効能・・抗菌や消炎作用があり、胃腸の不調や皮膚トラブルを緩和するそうです。
また、急性胃腸炎、下痢などにも効果があるそうです、
クロモジの枝葉は、刻んで入浴剤にすると、神経痛、リュウマチ、肩こり、腰痛に加え、体を温める作用もあるので、冷え性や湿疹、などにもよいと言われているみたいです。
幹と枝を乾燥させたものは、生薬のウショウになるそうです。
高ぶった神経を鎮めてよく眠れるようにしたり、痰を除き、咳を鎮めたり、気管支粘膜の充血を取る作用などがあるそうです。
クロモジの名前は、樹皮にある黒い斑点を文字に見立てことから、「クロモジ」と付けられたそうです。