管工事施工管理技士として警鐘できること 姫路エクステリア外構
デザイン立水栓の施工です
当時施工された外構業者さんが直接ブロックに埋め込んだ施工をされておられました
この施工のリスク わかり易くご説明させていただきます
デザインのウォールに
さりげなく 水道
すっきりして
一見 スマートに見えますが
ブロックに直接埋め込まれていますので
2年か3年前の 大寒波の時に
ブロックの中で配管が破裂しました
そのまま 地中配管をカットしてキャップ止めして
出ない状態で仕方なく過ごされておられましたが
何かとお庭の水やりに不便なので
今回 エクステージで補修のご依頼を承りました
ブロックを完全に壊して 配管を一から
やり替えるのもできますが
エクステージでは
ブロックやレンガの中に水道管をセットする仕事はしません
10年以上前に何件かしましたが
やっぱり 寒波で破裂 漏水が発生したので
誠意と責任をもって無償でメンテを対応してきました
以後
この工法は エクステージでは 完全NGとさせてもらってます
水道関係は特に
メンテナンスができないと 意味がありません
もしお客様に
「中で破裂したらどうしたらいいんですか」
と 質問があると
管工事施工管理技士として
お答えする 言葉が見つかりません
たしかに ブロックレンガはダイレクトに温度を伝えます
給水に関しては
今はVPの配管より強度のあるHI エッチアイ を配管と使用しますが
耐衝撃に強いだけで
凍結による膨張に対する強度はなんら意味がありません
皆さん
思い出してください
小学校の水飲み場の水栓
あれはセメントにタイルですが
配管はステンレスを使用しています
そうです
ブロックに埋め込むにはステンレスが正解です
さすがに エクステリアの水道で
ねじ切りの加工が必要な配管はできないでしょう
エクステージのお客様は
こんなリスクをご理解の上
メンテナンスの可能な
独立型 デザイン立水栓で施工しています
今回は
万が一の為
バルブのセットを私がお勧めしました
もし
水道に問題があれば
バルブを止めていただき
エクステージにメンテナンスの連絡をしてもらう
こういった意味で
バルブは有効です
後
配管セット後の 水圧テストも
私 立ち合います
埋まってしまうから
配管をセメントで巻いてしまうのも
NGです
しっかり 緩衝材を巻いて
セメントと縁を切ります
ブロックに配管を埋め込んでいる時点で
セメントに干渉しているので
その時点で ブロック埋め込み水道は アウトです
あとは
支柱をして
固定
後々
DIYの予定なので
私の仕事は
石を置くだけの
おまけ工事サービス
しっかり 水道の施工管理が出来ました
この仕事を何年もしてると
このケースの水道補修ちょいちょいあります
水道のメンテンスできないのは 警鐘の意味で
チョット 管工事施工管理技士としての意見ですが
施工業者として不親切かと思われます
この工法をいまだされておられる業者さんも ちらほらおられますが
しっかり ブロックを壊してまでメンテナンスを対応してもらえるか
確認が必要ですね
しっかり会社概要をチェックして
専門の施工管理技士が在籍しているか
確認しましょう
安心をお買い求めください
2級管工事施工管理技士
東口 崇