土蔵に押し込まれた 涼しかったな
まだ幼いころ、は田植えが終われば農休みが有った記憶がある
2~3日くつろいで農作業の疲れを癒してたのかな。
村全部休んでいたのだろうと思う、
この時期子供らは山に入って山の実を採っていた、おもに木イチゴだった
たしか、こんなことしてたのがほーてんやだと思う
子供たちばかりで6年生が大将で幼稚園児まで連れて
鐘と太鼓をたたいて山に行った、豊作を願ってのことだったのかな?
大将は大きな岩の洞中に下級生等に草や小枝を集めさせて陣地を作らせ
中に座りこんでゆっくりして、下級生らに木の実を採って来させ、半分以上とりあげて
収穫の少ない者にはもっともってこいと殿様気分
小生らも早く大将になりたいと思っていた、なんせ絶対服従の大将だったから6年生は
事務所の山桃が実を付けている 小粒だが
この実は赤く熟すと甘酸っぱく、種が大きい、
服に付けるとなかなか赤い色が落ちない、
小生、お腹が弱かったせいか、よく腹痛を起こしていたので
山桃を食べすぎたり、服を赤く汚したら、よく母親に土蔵に入れられました、
真っ暗な蔵は気持ちいいものでは無かった、
よく弟と入れられてた、未だ歳は1ケタの頃だっつたと記憶してます、 でも涼しかった
この時期は 夜はホタルかりもしてた たもつでした