近代和風の建物に落ち着いたイメージのエクステリアとのご要望でした。
玄関前のアクセントにウオールに３００角の輸入タイルがポイントになっています。
南側の庭もウッドデッキを設け、家庭菜園の出来るスペースを確保しました。

建物のレンガタイルと吹付け壁の組み合わせを、エクステリアでも反映しています。
門周りにはレンガが持つ重厚感と吹付け壁の曲線で、建物と調和しています。

シンプルな中にオレンジ色の屋根瓦が印象的な建物の赤穂市K様邸。
動きのある鋳物門扉で建物の格子とリンクさせ、
玄関前の塀の中心部には
デザイン性のある鋳物フェンスと茶系で色替えをした部分が建物との調和を図っています。

鋳物門扉越しに見える株立ちのヤマボウシがお客様をお出迎えしてくれます。
建物の雰囲気に合わせて全体を可愛くコーディネートしています。
門柱や意匠壁、土間のコンクリートなど角がない曲線と緑豊かなお庭が建物とうまく調和しています。

道路から奥に入った建物の配置や広い敷地をうまく使って、単にエクステリア・ガーデンを作るのではなく、この場所をModern Resortにする提案をしています。

モダンで異国感の雰囲気があるデザインは、まさにモダンリゾートの入口。
セミオーダーで造った門扉は他に無い遊び心とインパクトのあるデザイン。
門扉の両脇を引締める角柱は重厚感のある手の込んだ仕上げ。

夜になるとまた違った雰囲気に変わる。

レンガで少し高さを持たせた門周りは、より上質さを感じる仕上がりとなっています。

前面道路の交通量が多い為、車庫スペースの寸法を慎重にプランニングしました。
セットバックしたスペースは車の出し入れに余裕を持たせ、且つサブの車庫スペースとしてもご利用いただけます。
門廻りは少しゆとりを持たせレンガで立ち上がりを作りました。
豪華な門柱の間には奥様念願のロートアイアン門扉を！
玄関ポーチから前面道路にかけてのスペースに塀を設けず、
木製フェンス＋石積み花壇という組み合わせで閉鎖的にならずに両側の袖壁を引き立たせてくれます。
花壇の石積みの色目が色あせて落ち着き、敷地内の芝生、落葉樹の緑が出てくる頃になるとより一層建物が引き立つことでしょう。

外から内へと繋がりのある車庫デザイン

TOEX：第30回施工コンテスト　全国入選

門廻りは塀を前後させ＋スリットフェンスを設け単調にならない様にしました。
玄関ポーチまで高低差がありましたので、ステップをアール状にとり使いやすさの中に少しの遊び心を取り入れました。
車庫スペースは、通常の設計GLからでの勾配では少しきつかったので、レンガで花壇をとり勾配を緩やかにしました。