車が停めれるスペースを最大限に確保するため、必然に土間部分が多くなってしまいます。
建物の雰囲気に合わせ和心のある石の門柱。
隙間からシンボルツリーの緑が見え爽やかな気持ちになります。
門柱周りは自然石を円形に配置し踊り場的になっています。
足元にも緑が入り、来客の目も楽しませてくれます。

玄関ポーチと道路の高低差がり、距離も短く車庫スペースとの併用になりますので、
既存のポーチ前に門柱を2枚並べ、玄関側から圧迫感がないように高さにも考慮しデザインしました。
2枚風の壁は、デザインを変える事で正面から見ると前後している様にも見え、奥行きが感じられる仕上がりになっています。
門柱の後ろよりステップを設けていますので転落防止の役目も果たします。
緑も取り入れ、爽やかなお庭になりました。

前後に壁を設けるスペースがない分、壁の厚み・高さを変えデザイン性のある門柱になりました。
低い壁には厚みを持たせている為どっしりと構えています。
ニッチで縁を取り色替えをすることでインパクトがあります。

シンプルに高くそびえる建物躯体を背景に前の空間をシンボルツリーのコハウチワカエデを中央付近に配置し、
その木を中心にゾーニングしました。
メインアプローチ+遊び心のある飛石アプローチ。
飛石のアプローチは木の足元につながりを持たせ積み重なっていくイメージを表現しました。
門柱は建物躯体に少し重ねたレンガ積み。
重くなりすぎず、且つ存在感は表現したかったのでシルバー系の色目を使っています。
和の要素がある自然素材・植栽を使い、落ち着いた雰囲気をも醸し出しています。
夜のライトアップでは昼間と違った表情に生まれ変わります。

新築と同時に庭工事をさせて頂きました神戸市Ｍ様邸。
建物はシンプルな外観ですが、Ｍ様奥様のご希望で可愛いく仕上げました。
枕木や木製フェンスのこげ茶下の色目に、目を引く赤いポスト。
植栽と絡めてよく映えます。
リビングから繋がる２つのはき出し窓前のウリン材デッキには道路からの目隠しも考慮し、同じウリン材で横張りのフェンスを設けました。
双子のお子さんのお気に入りの場所です。
勝手口から繋がるウッドデッキには屋根をご希望されていましたので、
車庫部分からも繋がりのある枕木を取り入れた庭要素のある仕様でしたので、ココマオープンテラスを提案させて頂きました。
トータルでプランを考えさせて頂きましたので、植栽の緑も入り全体に繋がり、調和のあるナチュラルなお庭になりました。

アプローチと車の軌跡が同じですので、基本的にはしかっりと固めていますが、
アプローチ部分は明確にする為素材を変え お客様をしっかりと玄関へと誘導してくれます。
石張り部分も豪華さよりも柔らかさを表現したかったので、少し小さめの石を使いました。
門柱は敷地入り口から玄関までの途中にありますので、石張りのアプローチに 素材をかえた3本ラインが、門周りを強調させます。
ファサードにはシンボルツリーのナツハゼ、
曲線に沿って設けた植栽スペースはラベンダー・ムスカリ・バコパなど白、紫系の草花で彩られています。
表札にはご主人様の職業をヒントにオリジナルデザインのアイアンサインが付いています。

北欧家具のように、シンプルな中にもスッキリとしたオシャレさを感じられるような外構にしたいとのご要望でした。
門柱の立ちあがり部分とアプローチの床面にアールの曲線を使って、お客様をゆったり玄関へと導けるようプランニングしました。
また木目調のタカショーアートウッドを並べ、壁の圧迫感を少し和らげています。

4m幅の専用通路が約１４ｍあり、その奥に玄関があります、赤穂市Ｓ様邸。
専用通路部分はアプローチ兼車庫スペース。
仕上げのメリハリをつける事、導線を考慮したゾーニングを意識しプランニングしました。
右側より人の導線は無いため自然石の乱張りで斜めに大胆に設け、後は自然砂利の洗い出しで玄関へと続いていきます。
固めるといったハードな部分が大半を占める為、前面の一部に植栽スペースを設けて奥との繋がりも意識しました。
門柱はシンプルに且つスリムに玄関前に。
シンプルながら凸凹や吹き付けの仕上げパターンを変え玄関扉にも使われているこげ茶の木目調アルミ材にて門柱をアーチで囲みました。
全体に落ち着いた色目でまとめ、道路部分からは敷地幅は狭いですがしっかりと主張したデザインになりました。

ご家族揃っての記念撮影

駐車スペースを大きく確保した為、門柱のスペースが限られてしまいました。
玄関ポーチ横にインパクトのある黒壁を門柱として、パーゴラアーチで空間を広げています。
ご主人さんのご要望で、土間に馬の蹄鉄を表現しています。

馬の蹄鉄をイメージし土間に表現しています

完成記念に門柱前で記念撮影

毎年夏には沖縄を訪れていらっしゃるという大の沖縄付きのS様ご夫妻。
今回は「沖縄」をキーワードに、青い海や真っ白な砂浜、緑の木々などを想像しながらプランニングしました。
広い敷地を海に見立て、土間の目地で波を表現したつもりです。