最近のベタ基礎の注意点 姫路エクステリア 屋さんブログ
先日 リフォームの依頼のお客さまで
庭の雑草をどうにかしたく
土を処分しないで 地面を上げて人工芝にしたいというご依頼がありました
でも
チョットまって
湿気の問題がありますよとご説明・・・
つまり
ベタっと全面土間を流す基礎のこと
つまり
全面基礎の為
水が浸入すると
外に出ません
なので
住宅メーカーの基礎伏せ図は
外部地盤より 最低5センチ 一般的に10センチ高くしてます
つまりこんな感じ
中のコンクリートより
外の地盤面を上げてしまうと
単純に考えてわかりますよね
大雨の時に 水や湿気が浸入する可能性があるということを
タイルテラスみたいに止水性があり 外側に排水をとれるときは問題ありませんが
これを 土や人工芝またはコンクリート平板など
外部GL
つまり 外部の設計GLラインを上げてしまうと
アウトです
湿気の発生する地盤面とは
最低 35センチ以上の木造または鉄骨の土台部分との距離を置かないと
私も受験しました
二級建築士の製図試験では
こんな地盤設定の断面図描くと1発不合格で
この先採点してくれません
つまり
今のベタ基礎の外部の地盤面の高さを上げるのは
完全NGです
と
エクステージのお客様にはご説明しております
確かに 土を削る残土処分の費用はなくなりますが
将来 湿気 白アリの原因になる可能性があります
この外部GLの高さ
大事です
警鐘の意味で何かと問題提起できればと書きました
GLラインの意味
建築にはいろんなルールというものがあります
二級建築士
ひがしぐち たかし