さつまいもの育て方
サツマイモの育て方・・ヒルガオ科
・・冬に、食べたくなる野菜ですね!
(焼き芋など最高ですね)
・・植付・・5月上旬~6月上旬(梅雨に入る前まで)
・・収穫時期・・9月上旬~11月末
発芽の適温・・20~30℃ 生育の適温・・25~30℃
寒さに弱いので、地温が十分に上がってから植え付けましょう。
耕土が深く通気性と排水性が良い土壌でよく育つそうです。(土壌酸度・・PH5.5~6.0)
高温、乾燥に強く、土質を選ばず、連作が可能。
(初心者向けの簡単野菜だそうです)
日当りの良い場所で育てるのが基本、弦を支柱に絡ませたり、ベランダの手摺をうまく利用したりすればマンションのベランダなどの限られたスペースでの栽培も可能だそうです。
(連作障害はないみたいですが、1~2年空けると収穫量が増えるそうです)
・・・苗選びが重要で、新鮮な苗を選びましょう
・・・吸肥力が強く弦ボケしやすいので窒素を多く含む肥料の与え過ぎに注意しましょう。
弦の途中から根が張り出すので、弦が地表につかないように栽培しましょう。
育てやすい品種・・ベニアズマ、紅小町、金時
育てやすく、食味が良いのは高系14号と呼ばれる品種
で、鳴門金時、土佐紅、ことぶき、紅さつま、千葉紅、
五郎島金時などの名称で販売されているそうです。
プランターで育てる時・・大型(60cm~)深型のもを準備しましょう。
用土・・・市販の培養土を利用。
露地栽培・・植え付け2週間前に苦土石灰100g/㎡・堆肥500g/㎡・硫酸カリ10g/㎡を施して良く耕しておく。
畝は、畝幅60~80cm、高さ30cmの高畝を作りましょう。畝の中央に深さ30~40cmの溝を掘って元肥(化成肥料30g/㎡)を施しておきましょう。
プランターや鉢で育てる時は、「まし土」を行うので、用土の量は、鉢の7割程度にしておきましょう。
(入れすぎに注意)
挿し穂(苗)の選び方
・・・挿し穂とは、苗からでる弦を切り取ったもので、サツマイモはこの挿し穂から育てるそうです。
挿し穂とは、苗から出る弦を切り取ったもので、サツマイモはこの挿し穂から育てる。
挿し穂(苗)・・全長25~30cm、節7~8、葉が5~7枚付いたもの、葉は、厚く広い濃い緑色をしていて、苗全体に勢いがあるものが良い苗だそうです。
弦が細い、茎や葉が間伸びしているものは、悪い苗みたいです。
病害虫に強く、手間いらずで育つので、良い苗を選ぶ事が上手に育てるポイントだそうです。
挿し苗の植え付け方・・水平、船底、斜め植えがある。
茎の節から太い根が出て、その一部が芋になるので2~3節以上が土中に埋まるように植え付けましょう。
水平植え・・畝と平行に植える
船底植え・・芋が横向きにつくように土中で茎を船底のようにU字に曲げる植え付け方
斜め植え・・3~4節まで畝に差し込んで斜めにするマルチ栽培で使う植え付け方
挿し苗は植え付けの前に2~3日ほど日陰で萎れるまで放置し、植え付け前日にバケツなどに張った水に浸けて吸水させましょう。
収穫量が多い水平植えがおすすめらしいです。
2~3節以上を土中に3~4cm埋めて植えつけましょう。
水やり・・・植え付け後は1週間水やりをする
露地栽培は、自然に降る雨だけ!
プランター・・毎日水やりを行う。根付いて成長が活発になったら乾燥気味に育てる。
追肥は、必要はないのですが、プランターで育てている時に、葉が黄色くなったり生育が悪いと感じたら追肥をしましょう。
窒素成分が少ない化成肥料または、薄い液肥を少量与える。
1株あたり化成肥料約10g程株周辺に撒いて用土と混ぜ合わせる。
梅雨頃、地上部の生育が盛んになるので、2回ほどまし土を行いましょう。
弦が伸びたものを放置しておくと、弦ぼけと言われる状態になるので、ときどき弦を持ち上げて株もと以外から出る根を引きはがしてしまいましょう。
(弦が長くなり隣の畝やプランターの邪魔になる時は、途中で切ってしまっても大丈夫みたいです)
収穫・・・収穫適期になると葉の濃い色が薄く、赤色や黄色に変色し始める。
晴天が数日続いた後に行いましょう。
収穫後2~3日ほど天日で芋の表面を乾燥し、日の当たらない場所で保存する。
1~2ヶ月貯蔵したほうが甘味が増して美味しくなるそうです。(最適貯蔵温度・・13~15℃、湿度90%。ナイロン袋などに入れて保存する時、小さな穴をあけておきましょう。)
植え付けから3ヶ月経ってから試し掘りをして大きさの確認をしましょう。