寒椿・・・ツバキ科　開花12～２月
・・・カンツバキとカンツバキ郡に分けられる。
獅子頭（ししがしら）は、サザンカとツバキの交雑によって生まれたと言われている。
ツバキと同様、新梢に毛がなく、這い性のため「這いカン」と呼ばれるそうです。
カンジロウは、シシガシラの種から生まれた品種、立ち性のための「立ちカン」と呼ばれているみたいです。
カンツバキの特徴 ・・・・サザンカに比べ、カンツバキは、花期が冬、花には、香りがない。
若い枝や葉には、サザンカ同様毛が生えている。
いっせいに咲かず、長い間に次々と咲く感じがある。
雄ずいの一部または多くが花弁に変化して八重咲き、獅子咲きの華やかな品種が多い。
カンツバキ郡・・・・11～１月に開花の白の千重咲きで横張り性の「フジのミネ」、開花が12～２月 で獅子咲きの「昭和の榮」や乙女サザンカ、日の出富士、朝倉などたくさんあるそうです。
（雌しべの子房に密毛があることが基準にサザンカ（山茶花・さざんか）に分類するそうです。
栽培場所・・・水はけのよい土に植え、日当たり～半日陰で栽培する。
(葉を美しく保つためにやや遮光したほうがよい）
剪定・・・開花後、3～４月（大きく切り詰める場合２月～３月上旬）
5～６月頃に花芽ができるので、それ以降は、樹形を整える程度
植え付け・植え替え・・・バーク堆肥や腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けましょう
梅雨時が最適ですが、3～４月、９月～10月も可能
肥料・・・寒肥として乾燥鶏糞を少量与える程度。
病害虫・・・チャドクガに注意、発生したら、スミチオン乳剤などを散布しましょう
(冬に葉の裏を点検し、卵塊を焼却しましょう。
鉢植えの用土・・・赤玉土、鹿沼土、日向土・桐生砂のうち数種を混ぜたもの（アルカリ性の土壌を嫌う。）